どうも、稲田一声(17+1)です。
しばらくブログを更新しないうちに、自分の書いた文章がさまざまな本・雑誌に載ることになりました。ありがたいことです。
その多くが明日2022/09/25(日)の第十回文学フリマ大阪で販売されるので、まとめて告知します。あいにく自分は当日会場には行けないのですが、よろしくお願いいたします。
第十回文学フリマ大阪の開催情報はこちら↓
【G-04】犬と街灯『貝楼諸島へ』
東京文フリで瞬時に売り切れた架空の島アンソロジー『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』#文フリ大阪 G-04にて頒布します!
— クリタ (@kurita_dp) 2022年9月13日
たくさん刷ってしまったので何卒🙇♂️ pic.twitter.com/vxqqbzfpov
架空の島々を舞台にしたアンソロジー『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』。こちらは2分冊になっているのですが、その『貝楼諸島へ』のほうに「跡地だった場所」という掌編を寄稿しています。失踪した友人をマッチングアプリで偶然見つける話です。
上のツイートの画像からもわかるとおり、2冊とも装丁がめちゃくちゃかっこいいので、ぜひセットでお手に取ってみてください。ツイートのツリーに書いてありますが、参加メンバーも豪華です!
出店ブースのWebカタログはこちら。
【H-51】RIKKA『Rikka Zine』Vol.1 Shipping特集号
『Rikka Zine Vol.1 Shipping』の販売について
— Rikka Zine (@rikka_zine) 2022年9月24日
9月25日(日)文学フリマ大阪 11-15時ごろ「H-51」で販売いたします。1800円です。 #Rikka_Zinehttps://t.co/CEt4Ic1Cak
詳細な内容はこちら→ https://t.co/rOZDDYNNsR
文学フリマ大阪の頒布物カタログリンクはこちら→https://t.co/LrnrQ7F6dm
日本、ブラジル、インド、中国、韓国のSF短編小説プラス論考を載せたZINE『Rikka Zine』創刊号に、「きずひとつないせみのぬけがら」という短篇を寄稿しています(そう、このブログと同じタイトルです)。奇妙な蝉の抜け殻からはじまる、ひと夏の思い出の話です。
すぐれた幻想怪奇小説の書き手であり大学時代からの付き合いでもある鞍馬アリスさんや、キャラクターの関係性と軽妙な会話が魅力的であり雨月物語SF合同『雨は満ち月降り落つる夜』でお世話になった笹帽子さん、後述する『新月』でもご一緒させていただいた千葉集さん、もといもとさんなどなど、面白い小説を書かれるかたがたが集まっています。また、海外の新鋭作家のSF短編小説などを一度に堪能できるのも素敵なところ。下記リンクで詳細な内容が読めます。
紙の書籍を手に入れる機会は限られているので、この文学フリマ大阪をお見逃しなく。
出店ブースのWebカタログはこちら。
【L-07】VG+ バゴプラ『新月』『なまものの方舟/方舟のかおぶれ』
Kaguya Booksは #文学フリマ大阪 に出店します!
— VG+ (バゴプラ) | SFメディア|大阪文フリL-07 (@vagopla) 2022年9月23日
📅9月25日(日) 11時〜17時
🏢大阪市中央区OMMビル 2階 B・Cホール
📚ブース L-07
🆓入場料 無料
井上彼方編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』を販売します。#にゅむん #文学フリマ
⬇️ウェブカタログ⬇️https://t.co/dk7tRMlgtY pic.twitter.com/FYL5jsyJ6U
あたらしいSFレーベルKaguya Booksの刊行書籍第1弾である、井上彼方編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』(社会評論社)に、「人間が小説を書かなくなって」という短編が載っています。タイトルの通り、人間が小説を書かなくなったあとの世界を舞台にした、世界観の異なる8つの小さな物語です。どれか1つが現実世界のお話で、残り7つはその現実世界で(人間以外によって)書かれた小説なのではないか……というふうに考えながら読むと、よりいっそう楽しめるのではないかと思います。
大阪文フリで生物SFアンソロジー『なまものの方舟/方舟のかおぶれ』を頒布します!
— 井上彼方|大阪文フリL-07 (@Kanata_Inoue) 2022年9月24日
生き物の特性を生かしたSF短編を集めたアンソロジー。実在の生き物、架空の生き物、絶滅した生き物、未来の生き物……様々な生き物が繰り広げるお話たちです。#文学フリマ大阪
詳細↓https://t.co/qoLfozFW0e pic.twitter.com/RYKsVHpj6J
また、同じく井上彼方さんによる生物SFアンソロジー『なまものの方舟/方舟のかおぶれ』に、「ぶるぶるちゃん、お顔を上げて」という短編と生き物のコラムを寄稿しています。火星生まれのアパトサウルスにまつわる、ひと夏の思い出の話です。ひと夏の思い出がかぶってしまった!
表紙から始まる『なまものの方舟』ではSF短編小説のアンソロジーを、裏表紙から始まる『方舟のかおぶれ』では『なまものの方舟』に出てきた生き物たちを紹介するコラムを載せています。今後さらにヴァージョンアップを経て東京文フリでも頒布する予定であるため、今回のバージョンは大阪文フリでしか手に入らないそうです!
出店ブースのWebカタログはこちら。
小説すばる2022年10月号「偏愛体質」エッセイ掲載
syousetsu-subaru.shueisha.co.jp
こちらは文学フリマ大阪とは関係ないのですが、ついでにお知らせさせてください。
9/16発売の小説すばる2022年10月号にて、「偏愛体質」というコラムコーナーに1Pのエッセイが掲載されています。 私(稲田一声)が3歳のころから約20年間ずっと通っていた習い事、ジャズダンスについて書きました。タイトルは「笑わないダンサー」。
実は第59回日本SF大会『F-CON』へ向かう新幹線で、榛見あきるさんにエッセイのネタ出しに長いこと付き合ってもらっていたんですが、そのときはジャズダンスなんて一言も口に出してませんでしたね……榛見さんすみません!
エッセイを読んだあとに、私がSF創作講座第4期第1回課題で提出した梗概を読んでみると、ちょっと面白いかもしれません。榛見あきるさんの『虹霓のかたがわ』はチベット×ダンス×SFだし、今度発売される長谷敏司さんの『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』もコンテンポラリーダンス×SFらしいし、自分もダンスSF書きたいな……。